帯祝い、いつごろ何を贈る?
帯祝いで使う岩田帯は妊婦さんの実家が、妊娠5カ月目の戌の日の半月前から当日までに、鰹節や祝い酒などとともに贈ります。
帯は奉書紙に包みます。水引きは赤白の蝶結びで、熨斗をつけます。
表書きは「寿」「祝い帯」です。仲人さんなど結婚を取り持った方や、姉妹などが贈る場合は「御帯」「御祝」などと書きます。
かつては赤白の絹布、さらし木綿などを贈っていましたが、現代では岩田帯のかわりに、使いやすいマタニティベルトなどを贈ることが多いようです。
喜ばれるお祝いの品は
両家の両親や近親者からは、最近では現金や商品券を祝儀として贈ったり、岩田帯の代わりにマタニティベルトをギフトとして贈ることが多いようです。
帯祝いを現金や商品券で贈る場合
お札の枚数は四(死)や九(苦)などに結びつく縁起の悪い数は避けます。
内輪でも、お祝い金は新札を使うのがマナーです。祝儀袋は赤白蝶結びの水引きで、表書きは「御祝い」「御着帯御祝い」「寿」などとします。
商品券やギフト券を贈る際は、贈り先の地域に使用できる店舗がないことも考えられるため、注意が必要です。
マタニティベルトなどのギフトの場合
デパートで購入する場合は、ベビー用品売り場かマタニティ用品売り場へ。
また、友だちや近親者からの贈り物なら、この時期から妊婦さんの体型が変わっていくため、マタニティドレスやマタニティ用品も喜ばれます。包装には、赤白蝶結びの水引きの掛け紙をかけてもらいます。