昇進・昇格

昇進・昇格

ビジネスマンにとって栄誉な昇進と昇格。どちらも会社の中の自分の立場が上がることは共通していますが、内容にはかなり違いがあります。 世間的にみれば、昇進のほうがわかりやすいと思います。というのも、昇進は会社の中での「立場」や「地位」が上がることで、たとえば平社員が係長に、課長が部長へとより高い地位(役職)に就くことです。昇進は社外にも発表される大きな人事であり、取引関係のある会社なら、昇進祝いを贈ることが大切な企業マナーにもなります。 お祝いは、正式に就任の発表があった後、なるべく早く贈りましょう。

評価が上がるのが昇格

一方「昇格」は、社内で運用されている「職能資格制度」で定められた、能力を示す等級が上がること。等級とは、資格のようなもので、社内での評価は上がりますが昇進とは関連がありません。反対に、昇進して部長になっても、職能評価は平社員のままということもあり得ます。 昇格は社内的な評価なので、身内だけでお祝いすることが多いようです。