選挙・出馬・当選

国政選挙への出馬・当選、公的機関の要職就任などで応援やお祝いをする場合には、決まり事を守って行わないと相手に多大な迷惑をかけてしまいます。 選挙で知人や親類が出馬する場合、応援したい気持ちはあってもいろいろと難しいルールがありそうで悩ましいもの。大まかには以下の２点に注意して、お祝いの気持ちを表すとよいでしょう。

陣中見舞い

選挙事務局で活動する方々を応援するために送る陣中見舞いでは、飲食の提供は禁止です。お茶うけに用いる程度のお菓子や果物など、一部の食べ物は認められていますが、お弁当やジュース、お酒などの提供はできません。 反対に、許可されているのが「金銭や有価証券の寄付」「物品を送ること」。選挙中は何かと資金が必要になるため、陣中見舞いには現金の寄付が喜ばれます。

当選祝い

陣中見舞いとは全く逆で、当選祝いに現金や有価証券を贈ってはいけません。これは公職選挙法違反になるため、注意が必要です。さらに、陣中見舞いで禁止されていた飲食物の差し入れが可能になります。一般的なお祝いとしては、祝意を伝えさらに事務所の見栄えを良くするために花（胡蝶蘭が定番）や観葉植物を贈ることが多いようです。