あなたは大丈夫?出産祝いのお返しの仕方
出産祝いをいただいた方へのお礼のギフトを「出産内祝い」と言います。
もともと内祝とは、「自分たちで祝う」ということで、まわりにも喜びをおすそ分けさせてもらうという意味になります。出産祝いのお返しの場合は「子どもの誕生を内々で祝いました。この子の名前は○○です」という名前のお披露目の意味もあります。そのため表書きは「内祝い」に、下には子どもの名前を書く場合と、両親の氏名を書いて、子どもの名前を記した短冊をのし紙の右上につける場合とがあります。
お返しの品物は、お菓子やタオル製品などがよく選ばれています。金額は、いただいた三分の一から半分をお返しするのが一般的です。
お返しは不要?
祖父母や親類、目上の方から「出産祝い お返しなしで」と高額のお祝いをいただいた場合は、一般的な半返しにこだわる必要はありませんが、なんらかの形でお礼の気持ちを伝えるのがマナーです。お返しに迷ったら、金額のわかりにくいカタログギフトなどを利用するのもよいでしょう。
複数人が少しずつ出し合ってひとつのまとまったお祝いを贈ってくれた場合は、一人あたり1,000円から2,000円程度が多く、金額的に500円から1,000円ほどのお返しとなります。こんなときはお互いの気持ちということでお返しなしでも大丈夫ですが、子どもの名前のお披露目もかねて、お礼状を出すようにしましょう。
「お返しは結構ですよ」と言われてもお返しを贈るのは、もちろんマナー違反ではありません。