出産でお世話になった方々へのお礼はどうする?

状況別に解説していきましょう。

里帰りした実家へのお礼

妻が里帰り出産をした場合は、お世話になった妻の実家に夫がお礼をするのが礼儀です。ていねいにする場合は、夫の実家からもお礼をすることがあります。
滞在中にお世話になった生活費として、現金を贈るか、品物でもよいでしょう。里帰り期間にもよりますが、目安は5万円程度です。
祝儀袋に入れるときは赤白蝶結びの水引きで表書きは「御礼」とします。

両親にも内祝いを贈る?

出産の準備や里帰り出産でのお世話、赤ちゃん誕生でのお祝いなど、物心両面で、何かとお世話になったそれぞれの両親にも、お礼をしたいもの。ただ、「内祝い」だと、身内の幸せをおすそ分けするという意味なので、たとえば「お七夜」や「お宮参り」など、赤ちゃんの行事で一緒にお祝いした際に、掛け紙の表書きを「お礼」にして贈るとよいでしょう。

医師・看護師・助産師へのお礼は?

病院によっては、個人的な謝礼を受け取らないところもあります。
担当医には商品券やお酒、食事券などを。看護師さんたちにはお菓子や果物、嗜好飲料など、皆で分けられるものを贈ります。
自宅出産の場合は助産師さんに、規定料金とは別にご祝儀を渡します。

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